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城 マルガ  Jyou marga

ダンサー・城マルガのエッセイと写真を公開します。その静謐な風情をご堪能ください。 

 

写真    1(和服)& 6:小島由起夫    2〜4(ライブ at 福岡、2004):井原拘二

デッサン5  城 ミツル

 

次回ジャパノイズネットイベント(12月21日西麻布スーパーデラックス)に、城marga akira_mori が出演。


 

 

城 マルガ

 

 

 

 

人が舞踊 舞踏あるいはダンスと呼ぶ表現については

 

自らを踊り手ですと名乗る者でありながら

 

まるごと無責任にも 何も語る言葉を持ちません

 

人間について何か述べようとするのと同等の困難と

 

憧憬と苦しみに包まれてしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は 音楽や美術の畑で四季を眺め育ち

 

舞踊の系譜では何処にも属さぬ孤児でしかなく

 

 

舞台、という文字をみるたび 宗教も芸術も未分化であった時代の

 

身を捧げて日常の論理性を逸脱しようとする人の心の様だけが

 

少し、わかるように思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不断の形態変化にみえる世界の様相のなかで

 

踊る、とは身を挺して時空の深みを絶え間なく探索することだと

 

さいきん、思うようになりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

即興においてさえ

 

いかに始めるか、いかに終わるかということは致命的な問題であって

 

ある瞬時は コンポジション総体のあらゆる部分に響いている

 

 

 

 

演奏家とのセッションでは

 

表面で対処せぬよう つねにさらけ在れるならば

 

動的関係性が奏でる 聖跡が 描きだされるかもしれない

 

より大きな調和への糸口が 示されるかも しれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを望む、追うというよりは

 

日常とは遥かに遠く異なった自立への格闘を試みているような

 

それを愉しんでいるような気がします』

 

 

ジョウ マルガ

(2005.12.10UP)

 

 

 

(デッサン= マルガの脚 by 城 ミツル)

 

 

 

 

 

城 マルガ

彫刻制作の過程で人の形姿の動きに興味が嵩じ、能楽や民族舞踊・武術的動作の 習いを経たのち90年代前半から独自に踊りはじめる。

路上での即興、演奏者・写真家・ヴォーカリストなどとのセッションライブ、無伴奏ソロライブ を行ってきた。04年末に福岡公演を皮切りに活動再開。今回は、akira_moriとのスタティックなコラボレーションに期待・大。

 

 

 

おしらせ:次回ジャパノイズネット企画イベント=12月21日(水)西麻布スーパーデラックスに、

akira_mori +城marga (VJ:酒井明)が出演します。ご期待ください。