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雑音診療室
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ジャパノイズTOPエッセイ
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| ドクターK2(草深公秀)の『雑音診療室』 | ||
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人間関係の複雑なもつれ、胃のもたれ、厳しいノルマからくるストレス。 今回のK先生報告は、ノイズと脳の妖しくも悩ましい関係を、病理学的見地から、まじアカデミックに解明。 エクスタシー(恍惚感)はノイズにあり! 『ノイズと脳の関係について』 草深公秀(K2) NEW (恍惚感ヲ得タル筆者) |
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ノイズとは、音自体であり、それは明確な旋律やリズムを持たないものでありま す。音とは、振動であり、それは、耳だけではなく、骨を通して、直接脳にも働 きかけるものであると言えます。よく、クラブなどで、重低音が響くと、ズボン や服が振動したりしますが、それと同じで、特にハーシュノイズを大音量でかけ た場合、骨を介して、直接、脳にもノイズが、振動として働きかけます。 そこ に、何の旋律もリズムもないものが作用した場合、脳、特に感覚を司る脳は、混 乱と制御を生じます。混乱とは、辿るべき手がかりの無い音楽を聴いた時に、生 じるものであり、一定レベルを越えた場合、右脳は、無感覚になります。それ は、微小な物音系ノイズを聴いている時と同様の効果であり、さらに言うなら ば、エクスタシー(恍惚感)すら感じることができるでしょう。 制御とは、左脳 が、混乱した右脳に対して、行おうとする作用でありますが、何の手がかりもな い途方もないノイズを聴いているときには、ほとんどが無効です。ですから、皆さん、ノイズを聴くときは、出来るだけ大音量で、浴びる様に聴くことをお勧め します。 一方、微弱な物音系ノイズを聴くときには、微弱な音を聞き取ろうと、 神経を集中しますが、それが閾値を越えたときには、大音量のハーシュノイズの 効果と同様になると思われます。ただ、言語を司る左脳の疲労を伴うのは、物音系ノイズであり、恍惚感を得るには、鍛錬が必要です。あるいは、全く、左脳を 介さないで、ただ聞き逃している状態もあり得るので、そのような場合には、右 脳が混乱するのではなく、制御を外れたところで、左脳の制御を自然に受け入れ るものと考えられます。 脳梁は、一般に男性よりも女性の方が、太いので、左脳と右脳の関係は、一般 には、女性の方が密になっています。ノイズを聴く人には、圧倒的に男性が多い のですが、これは、右脳が左脳の制御を受けにくい、すなわち「ノイズ」を「ノイズ」として受け取り易いと言う現象を引き起こすのではないでしょうか? ス トレスの発散などは、男性には、必要であるのも一因でしょう。 それに比べて、 女性の場合には、別にノイズでなくとも、おしゃべりや団らんで、ストレスの発 散ができ易いので、聴く女性が少ないのではないでしょうか? あと、自己カタ ストロフは、一般に女性よりも男性の方が強いと考えられますので、ノイズの 「壊れる」感覚は、男性にマッチしているとも考えられます。それに対して女性 の方は、ノイズの「何かが生まれる」感覚を求めているような気がします。(別 にわたくしは男尊女卑をここで述べたいのではありません。それぞれには、差別 ではなく「区別」があると言う一般論です。) まぁ、こんな難しいこと考えてノイズを体験するのではなく、右脳を全開にし て、ノイズを楽しみましょう! Let's enjoy noise music! 次回は、「心とノイズ」について述べたいと思います。(2003.1.18) |
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K2 |
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硬質、かつ過激なハーシュノイズ・パフォーマンスを披露してくれる草深のソロ・ユニット。URGA、ワタリウム美術館、スタジオ80、クラブUFO他各所で熱いライブを繰り広げてきた。オッタンタでは激烈なボーカル・パフォーマンス中に舞台から転げ落ち、大観衆の「達磨さん転んだ、達磨さん転んだ」の荘厳な大合唱を呼び起こしたことはつとに知られる。 また一方でKinky Musicを主催し、K2の数多いCDや、NORDの数少ないCD等をリリースしてきた名プロデュ-サーでもある。海外との交流も活発に行い、ドイツのノイジシャンとのコラボレーションが有名である。 |
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