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インキャパシタンツ美川俊治先生、ラップトップノイズの新進気鋭・ELMAを激烈レヴュー!
もうこのHP(特にBBS)ではお馴染みになってしまった感のある、鳥取の上田さんが主宰する(と言うか本人そのものなんでしょうか)ELMAのCDR。 いかにも自主制作といった雰囲気の素っ気無いデザイン(とは言っても
一昔前の「自主制作」から思えば随分と小奇麗になったものだがとは裏腹 に、その内容は衝撃的だった。
伊藤さんが褒めちぎっているものだから、それなら一つ聴いてみようかとお願いして送って貰ったこのCD−Rから迸り出る音の洪水は正に私好み。ラップトップを使っていると聞いていたので、MEGOとかその辺の、いわゆる音響物音系を想像していたのだが、良い意味で全く切られた。
のっけからTNBを髣髴とさせる爆裂音の嵐。その強靭さを維持 しつつ、良く考えられた構成の下、少しずつ音の感触を変えた轟音ラッシュが四曲目まで続く。 それが一転して五曲目では、極めて幽玄な雰囲気の、静謐な風景を繰り広げてくれる。 私はコンピュータを使った音作りには全く疎い
(編集に使うぐらいのことはしますが)ので、 これらをどうやってPCでやっているのかは想像もつかない(サンプラー的な使用法なのかとguessのカ
ングルをしてもグルグルのサードだったりするのだが、これだけの力量を もった人が最近まで知られていなかった(というのは私の勝手な思い込みで、実は十分知られていた若しくは今に至るまで全く知名度があるとは言えないの
いずれか)という事実をどう認識すべきかということに暫し思いを馳せてしまう。
結局、辿り着くべき結論とは、兎に角、過去の遺物を掘り漁るのも良い が、自らのアンテナを高くして身近な同時代性を的確に認識することで本邦ノイズ界の懐の深さに驚嘆せよという陳腐なものでしかないのかも知れないが、そう考えさせてくれただけでも聴いた甲斐があったというもの。そんな御託は抜きにしても、私は十分楽しませていただきました。ジ
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